2分で読めるシリアの歴史-概略-

少女の切なる願いとは
シリアの歴史

シリアのあるアラビア半島は世界の4大文明の一つが生まれ、約3000年前にはマケドニアのアレクサンダー大王がペルシア帝国を滅ぼし、その後ローマ帝国が進出し、そこまででもこの地は混沌としておりました。文化や民族が行き交いシリアはヨーロッパとアジアの分岐点として育まれてゆきました。
ローマ帝国の崩壊によってヨーロッパを中心に民族が大移動をはじめ、また地中海沿岸からヨーロッパ大陸にかけてキリスト教が広がり、その地に定住をした民族が都市を作り発展してゆきました。
シリアは、ローマ帝国崩壊の後、政治権力は王を率いて割拠してゆく時代に入り、更に7世紀に生まれたイスラム教がアラビア半島からエジプト、トルコ、北アフリカ諸国やがて一時はイベリア半島まで信仰の広がりを見せていました。
中世からトルコを中心に進撃を行っていたオスマン朝のイスラム教徒は20世紀にトルコに新たな政教分離の国を建国し、以降は世界に分布する宗教を公認し、シリアは周辺のアラビア諸国とともにイスラムを信仰する国家となりました。
20世紀の大国による勢力争いは大きな大戦を巻き起こし世界に暗い影を落とす中、アラビア半島は肥沃な土地でありながら油田の開発で発展をしてゆきますが、ここにも後に大国の思惑が暗い影を落とすようになります。
終戦後は、イスラム諸国で宗派内の争いが激化し20世紀後半にはシーア派のイラクとスンニ派のイランの間で戦争が起こり宗派間の対立が一層顕著化してゆきました。
21世紀に入りアラブ諸国がようやく民主化へと舵を切るアラブの春がチュニジアから各国に飛び火し、独裁政権が次々と崩壊し、脆弱な民主国家を誕生させる道半ばで頓挫し宗教を旗手に宗派間での内戦に発展したまま各国は政情不安定な状態から抜け出せないでいます。
この流れがシリア情勢として4年以上にわたる内戦状態が続いており、同じように独裁政権を確立しているアサド大統領を支持する政権支持派と反対派による戦闘が泥沼化しています。
ここにも大国の思惑がひしめき戦況を混乱させており、政権側を支持するロシアと反政府勢力の支持に回っているのがアメリカを中心としてヨーロッパの西側諸国が加わり反政府勢力の支持に回っています。
泥沼化したシリアにはかつてアフガニスタンでのソ連の侵攻食い止めようと土着の民族に武器の供与をしたきっかけで武装した集団がやがて反米を掲げてテロを企てていったアルカイダや近年イスラム国がアラブ諸国を拠点に世界進出を企てようと息を荒げており、シリアに侵攻したことで一層情勢を複雑にしており、平和に暮らしていたシリア人たちが居場所を失い難民となって社会問題となっています。
子供たちには明るい未来を

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